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作者:toshinobu takahashi 16 年以前

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経済の仕組み・考え方

経済の仕組みや考え方には、多様な市場価格が含まれ、独占価格、競争価格、管理価格、生産価格、統制価格、寡占価格などが存在する。市場は商品市場、労働市場、証券市場、金融市場、株式市場などの場で構成され、これらの市場で商品や労働力、証券が取引される。また、経済主体は家計、企業、政府に分かれており、これらが相互に作用し合って経済活動が行われる。景気循環にはコンドラチェフの波、クズネッツの波、ジュグラーの波、キチンの波といった周期的な変動があり、それぞれ異なる要因によって引き起こされる。

経済の仕組み・考え方

経済の仕組み・考え方

経済思想

その後の経済理論
経済自体が発展拡大し、さまざまな理論がうまれた

リカード・バローの中立命題

公債、税金のいずれも経済には、影響なしか少ない

マネタリスト

貨幣発行量は一定にすべき(k%ルール)

フリードマン

『消費は 現在所得でなく恒常所得できまる』

恒常所得仮説

モディリアーニ

『一生で 使うおカネと稼ぐおカネは 等しくなる』

ライフサイクル仮説

⑤ ケインズ経済学
ケインズ

流動性選好説

↑ 「流動性のわな」

利子率が極端に下がると、所得が増えても、預金するので、市場にはおカネが回らない

所得が増えても、金利を上げないと国民は 貯蓄にまわさない

貨幣需要は国民所得と利子率で決まる

国民所得が増えても、国民は『利子の付かない貨幣(現金)』をもちたがる

セイの法則(供給はそれ自らの需要を決定する)を否定

つまり、経済を活発化するには 需要を増やす必要あり とした

『有効需要の原理(需要に応じて供給がきまる)』を発表した

『国民の所得を増やせば経済は活発化する』という考えに異議

可処分所得の増加が消費を決定するとした

④ マルクス経済学
マルクス

著書『資本論』

共産主義革命へ発展した

不変資本は労働者の共有にすべきである

純粋労働者は不変資本所有者に搾取されていると考えた

②のケネーの影響受けた

③ 自由主義経済
アダム=スミス

経済学の父、自由主義経済の始祖 と言われている

著書『国富論』

市場は『みえざる手』により自律的に調整されるとした

国の干渉を排除すべき

既得権益や癒着などを批判した

労働力こそが国の財の源であるとした

個人の自由を主張する自由主義の台頭にともない、経済活動の自由も説かれた
② 重農主義
ケネー

著作『経済表』

国は経済に干渉せず、自立的な発展にまかせよとした

農業だけが真に生産者である

①により第一次生産者たる農民の負担が増えたことを批判

① 重商主義
特定の大商人を保護し、経済的独占を許した

交易ルート争奪のため軍事力が強化され、特権的な商事組織が生まれた

国の富を増やす必要があり、商業を保護する政策がとられた

後期には工業も

景気循環

キチンの波
企業の在庫や投資額の変化による

周期が 約40ヶ月(短期)

ジュグラーの波
企業の設備投資の需要による

周期が 約10年(中期)

クズネッツの波
建築物の需要による

周期が 約20年

コンドラチェフの波
産業の技術革新による

周期が 約50年(長期)

好況→後退→不況→回復

国民所得

現在は GDP(国内総生産)
かつては GNP(国民総生産)
現在は GNI(国民総所得)に変更された
その国の経済規模、生活水準を国際比較する目安となる

市場での価格の決まり方

価格形成
統制価格

政策的見地より政府が統制する価格

公共料金などは国会の議決が必要

管理価格

プライスリーダーが設定

市場シェアの高い企業が戦略的に設定

寡占価格

少数の企業が協定などで価格を決めてしまう(安定的利潤得られる)

競争価格

完全競争市場で決まる価格

独占価格

独占している企業が高い利潤を得るために価格操作

市場価格

市場で実際に決まる価格(長期的には生産価格に一致する傾向)

生産価格

生産者が売るときの価格

需要供給曲線

嗜好品はなだらかな線になりやすい

生活必需品は急な線になりやすい

金融政策

用語
マネーサプライ

通貨供給量

世の中に出回るおカネの量

インフレ

世の中に貨幣があふれている状況

物価が上がるため、貨幣の価値が下がる

デフレ

GDPデフレーター

名目GDP ÷ 実質GDP

上昇はインフレを、下降はデフレを表す

モノの値段が下がり続け、世の中に貨幣が足りない状況

不況や行き過ぎた好況を人為的に調整する
日本銀行

社会の貨幣量を調節する

好況時はマネーサプライを減らす

金融引き締め政策

不況時はマネーサプライを増やす

金融緩和政策

物価の安定化、経済の調整を行う

市場とは

モノとモノを交換する場
金融市場

金融機関同士がお金を貸し借りする場

証券市場

有価証券を取引する市場

デリバティブ・先物取引 など含まれる

株式市場

将来性を含めた企業価値の一部分をお金と交換する

労働市場
商品市場

生産者~消費者

経済主体

家計・企業・政府